30代に向けて
あと数ヶ月すると20代が終わるということで、振り返りをしておきたいと思います。
20代での主な出来事としては、だいたい時系列順で以下のような感じになりそうです。
- 大学を1年休学して、個人でWebサービスを2つリリースした。プレスリリースを打って、大手メディアに取り上げていただいた。
- 休学から卒業までの2年半くらい、名古屋のWeb制作会社でアルバイトをしていた。
- 個人開発のサービスを持続的に成長させることができず、そのあたりの知識をつけたいと思い、年次によらず裁量を持って仕事ができるメガベンチャー(事業会社)に新卒でエンジニアとして入社した。
- 職種上マーケターになったりエンジニアに戻ったりしながら(領域を気にせず何でもやっていた)、toCサービス/toBサービス、グロースフェーズ/新規立ち上げフェーズ、プレイヤー/マネージャー、などを一通り経験させてもらった。
- 大学休学中に立ち上げて細々と運営していたLaughteriaで累計ユーザー投稿数10万件を達成した(PVは計測方法により数百万程度)。
- ある時一人旅の中で見た星空があまりに綺麗で誰かと共有したいと思ったのがきっかけで登録したマッチングアプリで最初に知り合った人と結婚した。
- 働く環境を変えてみたかったのと30代以降の生き方を考えて、終活領域で事業を行う某プライム上場企業へ人生初の転職をした。
キャリア的な部分で言うと、「一辺倒な知識ややり方」では再現性がないと思っていて、強くなりたかった自分は意識的に色々な角度からWebサービスやメディア事業に関わるようにしてきました。
大量の失敗を経て、最も大きな学びだったと思うことは、いつでも無条件に正しい解決策は少ないということを知れたことだと思います。
結局何かを成すのに一番大事なことは、グッと入り込んで成果が出るまで試行錯誤を止めないことなんだろうなという気がしています。
同じ打ち手の有効性はシチュエーション次第で全然違って、シチュエーション自体も非常に多様だからです。
- どこかに体系だった正解が常に存在し、その(特定の分野の)全てを知って全てをできるようになりたい
そんな風に考えていたのが20代のうちに徐々にそれだけの話でも無いんだなと理解できたのが進歩だったように感じています。
というわけで30代では、これだ!と決めたものにグサグサに打ち込んでいきたいと思いました。